心がウキウキと浮き立つお引越し。新居に行く前と後では「やるべきこと」も変わってきます。これをチェックすれば一目瞭然、引越し前と後の手続きリストをご紹介します。テキパキとした手続きのヒントにしてみてください。
引越しが決まったら「手続きリスト」
旧居の片付けと同時にスタートしたいのが、引越し前の手続きです。なかでも役所の転出届は、期間が引越し前の約2週間と、慌ただしくなっています。またインターネット関連の手続きは、新居で新たな工事が必要な場合など予約が必要になるため、早めの連絡がおすすめです。優先順位をつけながら、メリハリ良く動いていきましょう。
やること | 内容・準備するもの | 期間 | 方法 | |
引越し業者のセレクト | 引越しの業者を決める | 引越しが決まったらすぐ | 引越し一括見積サイト | |
郵便局の転送届 | 郵便物の転送手続きをする。郵送の場合、郵便局備え付けの「転居届用紙」に記入する。 | いつでも可 | 郵便局のサイト「e転居」から申込・転居届ハガキの郵送 | |
電気 | 電気の引越し手続きをする | いつでも可 | 各電気会社のサイト・カスタマーセンター | |
ガス | ガスの引越し手続きをする | いつでも可 | 各ガス会社のサイト・カスタマーセンター | |
水道 | 水道の引越し手続きをする | 引越しの4日前まで | 各自治体の上下水道お客さま相談センターまで電話 | |
固定電話 | 固定電話の引越し手続きをする。ひかり電話の場合は新居の工事が必要なケースもあり、早めに連絡する。 | 引越しの2週間前までを推奨 | NTT東日本・西日本のサイト・カスタマーセンター | |
スマートフォン(携帯電話) | 携帯電話の引越し手続きをする | いつでも可 | 各電話会社のサイト・カスタマーセンター・店舗窓口 | |
転出届 | 市町村の役場や区役所にて転出の手続きをする。本人確認のため免許証もしくは健康保険証・印鑑が必要。 | 引越しの14日間前から | 自治体の住民課窓口・郵送 | |
インターネット | インターネットの引越し手続きをする。新居にて回線工事が必要なケースもあり、早めに連絡する。 | 引越しの2週間前までを推奨 | 各プロバイダーのサイト・カスタマーセンター | |
NHK | NHKの引越し手続きをする | いつでも可 | NHKのサイト・電話 | |
新聞 | 新聞の引越し手続きをする | いつでも可 | 新聞販売店へ電話もしくは各新聞社のカスタマーセンター | |
クレジットカード | クレジットカードの引越し手続きをする | いつでも可 | 各クレジット会社のサイト・カスタマーセンター |
引越し後の「手続きリスト」
新しい住まいへの引越しが完了しても、まだまだ手続きは残っています。とはいえやるべき量は、引越し前と比べてわずか。気分転換を兼ねながら、荷ほどきの合間にサクサク進めていきましょう。
やることリスト | 内容・準備するもの | 期間 | 方法 |
転入届 | 市町村の役場や区役所にて転出の手続きをする。本人確認のため免許証もしくは健康保険証・印鑑が必要。 | 引越し後14日間以内 | 自治体の住民課窓口・郵送 |
運転免許証 | 警察署や運転免許センターに直接行き、免許証の住所変更をする。新住所が確認できるもの(住民票・消印つき郵便物など)・印鑑が必要。 | 引越し後なるべく早く | 最寄りの警察署・運転免許センター窓口 |
車庫証明 | 車を置きたい場所の管轄警察署に行き、車庫証明を発行する。印鑑・手数料(約2,500円~)・該当の地図と配置マップ・自動車保管場所の申請書・保管場所標章の交付申請書・保管場所使用権の書面もしくは賃貸契約書 | いつでも可能 | 駐車する場所の警察署 |
車・バイクのナンバープレート | 使用していたナンバープレート・印鑑・車庫証明・住民票・車検証・申請書・手数料(350円~) | 引越し後15日以内 | 最寄りの運輸局 |
自動車保険 | 自動車保険の引越し手続きをする。新しい住所が記載された車検証が必要。 | 各保険会社のサイト・カスタマーセンター | |
国民年金・国民健康保険 | 役場や区役所にて、国民年金・国民健康保険の手続きをする。国民年金の場合、住所変更届・年金手帳が必要。国民健康保険は印鑑・本人確認の書類(免許証など)・預金通帳および届出印が必要。 | 引越し後14日以内 | 自治体の担当課 |
厚生年金・企業の健康保険 | サラリーマンの場合、厚生年金・健康保険の引越し手続きをおこなう。 | 引越し後なるべく早く | 会社の事務担当者へ直接 |
銀行 | 口座の住所変更手続きをする。 | 引越し後なるべく早く | 銀行の窓口・テレビ窓口・カスタマーセンター |
転居ハガキ | 親せきや友人に「引越しのお知らせハガキ」を出す。 | 引越し後1カ月以内 | 転居ハガキ専用の会社に、サイトから注文する。 |
子供がいる場合の手続きリスト
保育園や小学生のお子さんがいると、その分手続きもプラスされます。特に保育園の途中入園は、引越し先の自治体の待機児童が多い場合難しくなることも。早めに情報収集しておき、備えることが大切です。
引っ越し前のリスト
やることリスト | 内容・準備するもの | 期間 | 方法 |
保育園 | 子供の保育園の転園手続きをする。引越し先の自治体に電話をかけ、空きがあるか状況を確認する。自治体によっては、引っ越し前に転園の申し込みが可能。また同時に旧居の自治体へ連絡し、現在の保育園の転居の連絡をおこなう。 | 引越しが決まったらすぐ | 旧居・新居の自治体へ電話 |
幼稚園 | 子供の幼稚園の転園手続きをする。同時に、新しい幼稚園の資料を集め、移転先を検討しておく。 | 引越しが決まったらすぐ | 幼稚園へ電話連絡 |
学校 | 子供の学校の転校手続きをする。学校へ電話連絡後「転退学届」に記入して学校に提出する。 | 引越しが決まったらすぐ | 学校へ電話連絡(※「転退学届」の提出が必要) |
塾・習い事の教室 | 塾や習い事の解約手続きをする。 | 引越しの約1カ月前までに | 教室へ電話連絡 |
引越し後のリスト
やることリスト | 内容・準備するもの | 期間 | 方法 |
保育園 | 子供の保育園の転園手続きをする。引越し後の受付の場合、役所の保育課にて申請の手続きをおこなう。申請書類・本人確認の書類(免許証など)・保護者の就労証明書が必要。 | 引越し後なるべく早く | 自治体の保育課 |
幼稚園 | 子供の幼稚園の転園手続きをする。面接後、願書と入学金が必要。 | 引越し後なるべく早く | 幼稚園の窓口 |
学校 | 子供の学校の転校手続きをする。自治体が発行する「入学通知書」と旧学校の「在学証明書」を持って新しい学校へ。 | 引越し後なるべく早く | 自治体の区民課および小学校へ直接。 |
児童手当 | 中学修了前までの子供の、児童手当の住所変更手続きをする。マイナンバーカード・印鑑・預金通帳・所得証明書・子供の住民票の写しが必要。 | 引越し後なるべく早く | 自治体の担当課 |
塾・習い事の教室 | 塾・習い事の申し込みをおこなう。 | 引越し後1カ月以内に | 教室へ電話連絡 |
食材宅配サービス | 食材宅配サービスの申し込みをおこなう。 | 引越し後1カ月以内に | ヨシケイや生協などへ直接連絡する。 |
- ヨシケイ
- 生協(パルシステム)
ペットがいる場合の手続きリスト
ペットはファミリーの一部。引越しにまつわる手続きも忘れず進めておきましょう。猫や小鳥などの小動物は必要ありませんが、犬は登録変更が必要になります。
やることリスト | 内容・準備するもの | 期間 | 方法 |
愛犬の手続き | 飼い犬の登録手続きをおこなう。印鑑・愛犬の鑑札(再交付は1,600円)・狂犬病予防注射の証明書が必要。 | 引越し後30日以内 | 自治体の衛生課もしくは保健福祉センター |
新たな犬の手続き | 新居で新しく犬を飼うときの、登録をおこなう。手数料(3,000円)・登録の申請書・狂犬病予防注射の証明書が必要。 | 犬を飼い始めてから、30日以内 | 自治体の衛生課もしくは保健福祉センター |